「鍼灸(しんきゅう)」について
鍼灸は鍼と灸の2つの施術になっており、どちらも痛みの緩和に強い効果を発揮します。鍼は、使用するものは髪の毛ほどの細さ(直径0.14mm~0.2mm程度)であり、はり師は刺入部を抑える技術を養成機関でトレーニングしていますので、痛みを感じることはほとんどありません。
灸に関してはヨモギを乾燥させた艾(もぐさ)が原料として使われており、温熱刺激による冷えの解消や血行促進、筋緊張・痛みの緩和が期待できます。当院は主にこの2つともみほぐしでお客様の痛みを緩和してまいります。
そもそも「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」ってなに?
「鍼(はり)」とは?
鍼治療に使用する鍼は太さが髪の毛ほどの細いもので、先も丸くなっているため、注射を刺すときのような痛みは感じません。とはいえ、肌に刺しているため刺している感覚はありますが、チクっとした刺激は感じません。
「灸(きゅう)」とは?
もぐさをお米の大きさほどにひねって使用しており、ごくわずかな面積しか肌と触れません。そのため火傷をすること心配もなく、じんわりと心地良い温かさが特徴です。
※もぐさ:ヨモギの葉の裏にある繊毛を精製したもの
「鍼灸」の特徴
若年層への鍼灸施術が可能
あまり知られていませんが、鍼灸は学生など未成年の方へも効果的な施術です。未成年の場合は、保護者様のご同伴をお願いしております。お子様とご一緒に診療内容をご説明させていただきます。
スポーツ障害にも効果的
スポーツ障害の治療は頚(首)・肩関節・肘関節・腰関節・股関節・膝関節・足関節など関節部に起こることがほとんどで、その多くは痛みと炎症です。患部へ直接アプローチできる鍼灸はスポーツ障害に大きな効果を発揮します。
症状・お悩みを軽減、緩和させる
鍼灸で刺激を加えるとリラックス効果のある物質が分泌され、痛みの神経伝達をブロックし緩和されていきます。
花粉症でお悩みの方へ
鍼灸で花粉症が改善する!?
鍼灸では、体質改善のための全体的な鍼灸治療の他に、花粉症に有効なツボを刺激することによって、クシャミ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状が緩和することができます。
花粉症が起こる原因
花粉症が体内に入ったとき、アレルゲン物質(花粉)に過剰に反応したことによって、生じる自己免疫の過剰反応によって起こると言われています。
ひらま治療院での解決方法
花粉症に有効なツボを刺激することで症状を緩和させていきます。
はりが苦手な方は「もみほぐし」がおすすめです!
もみほぐしでスッキリ
鍼は苦手な場合はもみほぐしで目や首などの凝りやしびれをほぐし、痛みやコリなどをほぐしていきます。花粉症に関しても、花粉症に対して効果のあるツボを刺激し、症状の緩和を図っていきます。
よくあるご質問Q&A
- Q早く治したいので毎日通院しても良いのでしょうか?
- A
一日一回であれば大丈夫です。治療日数に制限はありません。
- Q鍼や灸って熱くて、痛いイメージなのですが・・・
- A
痛みを最小限にできるように施術方法を習得してきているので、ほとんど痛みを感じません。また、灸に関しても熱で苦痛に感じられるほどにならないように施術しますので、大丈夫です。
- Q鍼に痛みや感染症の危険があると聞いたのですが?
- A
当院では新しい鍼しか用いないため、感染症の心配はありません。また、とても細い鍼を用いるため、通常無痛で受けて頂けます。